経済理論駆使して技磨く宮崎の中3生、テニスで全国3冠

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小川裕介
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 頭脳的なプレースタイルで、日本プロテニス協会(JPTA)が主催する全国大会で結果を出し続ける中学生がいる。宮崎市立木花中3年の浅田紘輔さん(14)。日々の練習では経済理論や経営哲学なども参考に、効率的な方法で実力を磨いている。

 北九州市で2月にあった「ニュージェネレーションテニス石黒杯」14歳以下の部門で、浅田さんは176センチの身長から打ち出す強烈なショットを武器に全国各地区の代表が戦うトーナメントを勝ち上がり、頂点に立った。過去に同大会の10歳以下、12歳以下でも優勝。安定した実力の背景にあるのは、豊富な読書量と、東大工学部出身の父の影響を受けた思考法だ。

 大学時代にテニスをしていた父の哲臣(てつおみ)さん(41)は東日本大震災後、妻の故郷の宮崎に家族で移住し、システム開発会社を営む。「東京にいた頃は、仕事と暮らしが99対1だったが、今は7対3ぐらい」。紘輔さんの所属するテニスクラブの練習がない日は、息子にテニスの指導もする。

 その哲臣さんが、6歳からテニスを始めた紘輔さんに教えてきたのは「パレートの法則」。「売り上げの80%は20%の商品が生み出す」など、2割の要因で8割の結果が説明できるとする経済理論をもとに、「8割の結果を生み出せる2割の努力は何か」を意識させてきたという。

 たとえば、「小学生の試合な…

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