• アピタル

サッカー少年の頭痛なぜ? 「リスク知って」父の訴え

有料会員記事

編集委員・中小路徹
[PR]

 風呂から出て、服を着ている時だ。長男が「頭が痛い」と泣き出し、歩けなくなった。

 昨年2月のことだ。東京都の会社員、七澤崇聖さんは、小学3年だった長男の友人やその家族と新潟県のスキー場を訪れ、帰途に温泉に寄っていた。

 新幹線の越後湯沢駅で救護室を借り、1時間ほど休むと、長男は「歩ける」と立ち上がった。

 思い当たる節があった。地域のサッカークラブに入っていた長男はこのころ、頭痛を頻繁に訴えていた。すごく痛いわけではない。学校に行けないわけでもない。ただ、それが数カ月、続いていた。

 大学病院で精密検査を受けると、診断は「硬膜下血腫」だった。画像をみると、血腫が大きく広がっていた。

 どこで、脳を損傷するほどの衝撃を受けたのか。普段の生活やサッカーでは覚えがない。

 「原因はヘディングでしょう」

 医師はそう話した。長男に聞…

この記事は有料会員記事です。残り979文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!