大阪・ミナミ夜の人出5割増し 怯えるキャバクラ従業員

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後藤泰良
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 新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が再延長される大阪府。府内の繁華街として代表的なミナミでは、夜間の人出が昨年5月の宣言中と比べて増えている。休業や営業時間短縮(時短)の要請に応じず、深夜まで営業する店も目立つ。

 ソフトバンクの子会社「アグープ」のデータによると、ミナミの人出は今年5月1~20日、前年同期比で49・8%増えていた。大阪府では昨年も5月20日まで宣言が出ていた。

 時間帯別では、午後6~7時台に6割以上増加。府が飲食店などに時短要請をしている午後8時以降は、増加の割合がいったん下がる。

 だが、午前0時を過ぎると、増加割合が上昇。午前0~4時台は約5割増えていた。

 また、昨年の緊急事態宣言解除直後の5月22日の金曜日と比べ、今年5月21日の金曜日は宣言中にもかかわらず16・5%増えていた。午後9時台から翌土曜日の午前3時台までを比べても、16・5%増加。1時間ごとにみると、午前1時台は24・7%増、午前2時台は29・2%増、午前3時台は31・2%増と、夜が深まるにつれて増えていた。

     ◇

 大阪府は、酒類を提供する飲食店などには休業を要請している。担当者によると、職員が深夜に繁華街へ行き、営業中の酒類を提供する店に休業を呼びかけているが、必ずしも応じてもらえていないという。「府民には苦労をおかけしているが、今は緊急事態宣言が出ており、自粛をお願いしている。粘り強くアプローチしていきたい」としている。(後藤泰良)

本当は恐怖心「絶対かかりたくない」

 5月下旬、午前0時を回った大阪・ミナミの繁華街。ビルには休業要請に応じず営業するキャバクラが複数入り、通りには客を探す「キャッチ」が立つ。

 そのうちの一店舗。20代女性の従業員から、ある日の店内の様子を聞き取った。

 この日出勤した従業員は、女…

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