丸川氏、コロナ対策で米医学誌に反論「事実誤認や誤解」

小野太郎
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 丸川珠代五輪相は28日の閣議後会見で、米医学誌掲載の論文が東京五輪パラリンピックの選手や関係者の行動ルールをまとめた「プレーブック」の不備を指摘していることについて、「明確な事実誤認や誤解に基づく指摘が見受けられる」と反論した。

 この米医学誌は「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」。バイデン米大統領の新型コロナウイルス対策のアドバイザーだった大学教授らによる論文で「プレーブックは科学的なリスク評価に基づいていない」などと改善を求めている。

 会見で丸川氏は、「論文ではアスリートへの検査頻度が明確ではないとしているが、プレーブックにはアスリートに原則として毎日検査することが明示してある」などと強調した。

 国際オリンピック委員会(IOC)や大会組織委員会は6月に改訂する予定。丸川氏は「変異株などにも対応した追加的な対策を含め科学的な知見をさらにブラッシュアップし、6月のプレーブックに反映したい」としている。(小野太郎)