「コロナから手を引かないと殺す」都医師会長を脅迫容疑

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 東京都医師会の尾崎治夫会長(69)にナイフを同封した殺害予告の手紙を送りつけたとして、警視庁は28日、無職蜂須忠夫容疑者(45)=前橋市山王町1丁目=を脅迫容疑で逮捕し、発表した。容疑を認め、「(新型コロナ対策に関して)国民に対して恫喝(どうかつ)めいた口調で自粛を求めて、我慢を強いていたことに腹が立った」と話しているという。

 捜査1課によると、蜂須容疑者は5月12日、尾崎会長に宛てて「コロナ問題から手を引かなければ必ず殺害する」などと黒の油性ペンで書かれた便箋(びんせん)と果物ナイフ(刃渡り約10センチ)を入れた封筒を前橋市内の郵便局から都医師会館に郵送し脅迫した疑いがある。郵便局の防犯カメラに、窓口で封書を送ろうとする蜂須容疑者の様子が映っていたという。

 2月10日以降、同様に尾崎会長を脅迫するような内容の手紙が約10通、都医師会館に届いていたという。蜂須容疑者は「10通くらい出した」「他の人にも出した」と話しているといい、関連を調べる。