宣言延長、居酒屋「瀕死状態」ワクチン接種で1杯無料も

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若井琢水、田幸香純
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緊急事態宣言などの対象外の地域でワクチンを2回接種した人にドリンク1杯無料サービスを始めると発表したワタミの渡辺美樹会長=2021年5月28日午前11時11分、東京都大田区、若井琢水撮影
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 新型コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言が、また延長されることになった。休業や酒を出さない時短営業を求められ、大打撃を受けている飲食店からは28日、「外食は瀕死(ひんし)状態」などと強い怒りの声も上がった。

 「正直、厳しいというのが本音。外食は瀕死(ひんし)の状態にあるといっても過言ではない」

 28日午前、東京都内で新サービスの記者会見を開いた居酒屋大手ワタミの渡辺美樹会長は、飲食店の置かれた状況と度重なる宣言延長への危機感を、そう訴えた。

 昨年春に感染が広がって以降、飲食店は、断続的に時短営業などを求められ続けている。なかでも厳しいのが、「不要不急」の飲食場所として人々の足が遠のいた居酒屋だ。「ミライザカ」が主力のワタミのほか「甘太郎」のコロワイド、「はなの舞」のチムニーなどが、今年3月期決算は軒並み赤字に陥った。

 今回の宣言でも、ワタミは居酒屋業態の全285店のうち、対象エリアで141店を休業中だ。その影響で、4~5月は損益に12億~13億円のマイナス影響が見込まれており、6月20日まで延長されれば、さらに5億円ほど膨らむという。

 渡辺会長は「(飲食店が)感…

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