大手企業の賃上げ率、8年ぶり2%下回る 経団連集計

専門記者・木村裕明
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 今春闘の大手企業の回答状況について、経団連は28日、月例賃金の引き上げ額(ベースアップと定期昇給の合計)が加重平均で6040円、率にして1.82%だったと発表した。2013年以来8年ぶりに賃上げ率が2%を下回った。今回は第1回集計で、15業種89社、組合員数約70万7千人分の回答をまとめた。

 昨年の同時期の集計(15業種86社)は7297円(2.17%)で、賃上げ率は0.35ポイント下がった。自動車や機械金属など4業種が2%以上となった一方、私鉄など3業種は1%台前半にとどまった。コロナ下の業績回復の度合いには業種間の格差が大きく、賃上げ率も業種ごとにばらつきが目立つ。(専門記者・木村裕明)