ゴール量産のJ1浦和助っ人 早期加入は「組長」の遺産

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松本麻美
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 サッカーJ1浦和レッズのFWキャスパー・ユンカー(27)がデビューから公式戦6試合6ゴールと、勢いが止まらない。でも、実は、ユンカーの加入が7月まで遅れた可能性があったという。そんな新助っ人の早期加入が実現できたのは前監督の「置き土産」のおかげだった。

デビューから4試合連続は1996年以来

 ユンカーはデンマーク出身の27歳。身長186センチの左利きで、昨季はノルウェー1部リーグのボードー・グリムトで25試合27ゴールを決めて得点王になった。最優秀選手にも選出された実績を持つ。

 14日間の隔離期間を経て迎えたのが、5月5日のルヴァン杯柏レイソル戦。デビュー戦で先取点を決めると、26日のJ1サンフレッチェ広島戦までの公式戦で6試合6得点と得点を量産している。

 J1に限っても9日のベガルタ仙台戦でのゴールを皮切りに、4試合連続ゴール。デビュー戦から4試合連続得点は、1996年ヴェルディ川崎のFWマグロン以来25年ぶりの快挙だ。95年清水エスパルスのマルコが持つ6試合連続の最長記録も視野に入る。

 浦和のリカルド・ロドリゲス監督も「素晴らしいパフォーマンス。日本語も勉強しながら仲間とコミュニケーションを取っている。コンビネーションはもっと良くなっていくだろう」と絶賛する。

登録期限ぎりぎりの移籍ができたわけ

 振り返ってみると、ユンカーの獲得を発表したのは4月1日。Jリーグの第1選手登録期間の締め切り前日だった。これを逃すと、移籍は次の選手登録期間が始まる7月16日まで待つ必要があった。

 選手を獲得する際、クラブは契約を結ぶ直前、自らのクラブなどで身体検査を実施して選手のけがなどの状態を確認するのが通常だ。

 だが、現在は新型コロナウイルスの影響で入国しても様々な制約がある。来日してから14日間の隔離が必要となるため、当初、ユンカーと4月1日までに契約を交わすのは難しいと目されていた。

 ここで手を差し伸べたのが…

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