eラーニング、コロナで利用急増 企業研修も対面を転換

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橋本拓樹
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 インターネットを通じて学習ができる「eラーニング」の利用が増えている。昨年の市場規模は前年を20%超上回る伸びとなった。新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークが広がり、研修などでの活用が進んだことが一因とみられている。

 矢野経済研究所の調査では、2020年度の市場規模は前年に比べて22.3%増の2880億円と見込む。19年度は前年比7.7%増、18年度は同9.2%増だった。法人向けには企業研修や大学の授業などでの利用が増加し、個人向けでも在宅中の時間を使った様々な学習でeラーニングの利用が一般化しつつあるとみる。

 企業向けに社員研修などのシステムを販売するNTTラーニングシステムズの担当者は、「対面での研修が難しくなり、これまで補完的な役割だったeラーニングに緊急避難的に置き換わった」とみる。同社の調査によると、回答した企業の4割超で対面研修が減り、2割の企業では完全になくなったという。

 同社のサービスはもともと、対面研修の予習や復習に使われてきた。しかし昨年から、ハラスメントの対面研修で示してきた事例の学習を、動画やVR(仮想現実)で学べるようにするといった顧客の要望も増えたという。

 社会人向けにビジネススキル…

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