「らしさ」を切り取る生前遺影の勧め 気負わず楽しんで

有料会員記事

小西正人
[PR]

 数年前に義父が亡くなった際、遺影探しに苦労した。結局、孫たちと撮ったスナップ写真を無理して拡大した。似たような経験を持つ人は少なくないだろう。最近は、遺影にも使える写真を生前に写真館などで撮影しておく人も増えたという。「生前遺影」に取り組むプロに話を聞いた。

 名古屋市名東区にある写真館「スタジオ・クニ」は年間30~50件の生前遺影を撮影している。営むのは大西邦夫さん(73)と真人さん(42)の親子。「終活」の一環で自ら遺影撮影に訪れる人もいるが、きっかけは知人の葬儀で見た遺影が「その人らしくない写真で残念だったから」というケースが多い。また、本人がその気でも家族に「縁起でもない」と反対される人もいるという。

 「デリケートなことだから、きっかけ作りは難しい」と真人さんは明かす。邦夫さんは「遺影は一番人に見られる写真。だからこそ、いい人生を送ったと思える写真、自然で最高の表情を残してあげるのが大切」と言う。

 お勧めするのが、遺影とは呼ばずに「シルバーポートレート」としての記念撮影だ。

 誕生日や孫の七五三参りや入…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。