米物価、2年ぶりに「2%」目標超え 日本との差が鮮明

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ワシントン=青山直篤、ニューヨーク=真海喬生 渡辺淳基
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 米商務省が28日、4月の個人消費支出(PCE)物価指数を発表し、長期的な物価動向を占うコア指数が前年同月比3・1%増と、2年4カ月ぶりに米連邦準備制度理事会(FRB)の目標の2%を超えた。米国でもデフレ圧力が強い時期が長引いてきたが、コロナ禍を境に転機となる可能性もある。

 コアは変動の大きい食品とエネルギーを除いた指標で、市場予想の前年同月比2・9%を上回った。食品とエネルギーを含めた指標は同3・6%増で、2008年9月以来の高水準となった。コロナ危機対応の財政出動や、ワクチン普及に伴う経済活動の再開で、消費意欲が回復する半面、それに見合う供給が追いついていないことが要因だ。

 「例年ならこの時期は100台ぐらいの在庫があるが今は14台しかない。注文があっても最低4週間、長いと12週間待ってもらっている」。ニューヨーク州で自動車販売店を経営するリッチ・モランさんは嘆く。

 コロナ下の需給の混乱を背景…

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