ロハニ師、異例の「苦情」 イラン大統領選で不満高まる

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マシュハド〈イラン北東部〉=飯島健太
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 6月18日投票のイラン大統領選をめぐり、最高指導者ハメネイ師は27日、候補者を7人に絞り込んだ護憲評議会の決定を支持すると表明した。ロハニ大統領が「苦情」を伝えるなど保守穏健派や改革派の間で不満が高まっており、沈静化を図った形だ。

 ハメネイ師はこの日、国会議員とのオンライン会合で「護憲評議会は果たすべき責任に基づき、必要なことを実行した。大統領選に登録した人たちに感謝したい」と述べ、有権者に投票を呼びかけた。

 大統領選では立候補を希望する592人が登録。護憲評議会が資格を審査した。

 護憲評議会は構成員12人のうち6人のイスラム法学者をハメネイ師が任命。他の6人は法律専門家で司法府の提案をもとに国会が信任する。司法長官はハメネイ師が任命するなど、評議会はハメネイ師の強い影響下にあるといえる。

 立候補が認められた7人には、ハメネイ師に近い保守強硬派のライシ司法長官、同じく強硬派のジャリリ元最高安全保障委員会事務局長、レザイ元革命防衛隊司令官らを含む。一方、ロハニ大統領と同じ保守穏健派のラリジャニ前国会議長や、改革派のジャハンギリ第1副大統領はいずれも失格になった。

 国営メディアによると、ロハ…

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