卒業生272人の進路先、サイトに誤公表 宮城の県立高

高橋昌宏
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 宮城県教育委員会は28日、宮城広瀬高(仙台市青葉区)のサイトで、今春卒業した生徒全員の氏名や進路先などの個人情報を記した資料が誤って公開されたと発表した。公開するファイルの処理を怠ったのが原因。卒業生には電話などで謝罪する。

 県教委によると、公開された進路状況の資料には、昨年度の3年生272人分すべての氏名、受験先、就職試験を受けた企業名などのほか、最終的に決まった進路も載っていた。

 20日から同校のサイトで誰でも見られる状態になっていて、28日午前に匿名の女性から電話で指摘があり、削除した。

 同校では、複数の進路資料を表計算ソフト「エクセル」ファイルで作成。サイトに掲載する際には、進路先の大学名などと人数をまとめた資料だけをPDFファイルに変換して公開するはずだった。

 だが、資料を作成した教員がサイト掲載の担当教員に引き継ぐ際、適切に変換するよう伝えず、そのまま掲載されたという。須藤尚校長は「今後は複数でチェックし、再発防止に努めたい」と話した。

 県立高校では2019年にも、宮城野高校(宮城野区)の3年生の氏名や進学希望先を記した個人情報が、誤って学校のサイトで公開された。(高橋昌宏)