ファイザー製ワクチン、12~15歳にも接種へ EU

新型コロナウイルス

ブリュッセル=青田秀樹
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 欧州連合(EU)の専門機関、欧州医薬品庁(EMA)は28日、ドイツのバイオ企業ビオンテックと米製薬大手ファイザーが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、12歳~15歳への接種が可能だとの判断を示した。従来は16歳以上だった。EUの行政を担う欧州委員会が正式に承認する見通しだ。

 ファイザー製ワクチンの対象年齢引き下げはすでに米国が認め、接種が始まっている。EU内では、正式承認を前提にドイツが接種対象を広げると決めていた。具体的には各国の判断だが、高齢者や医療従事者らから始まったワクチン接種は、子どもも対象にする段階に入ってきた。

 EMAによると、約2千人を対象にした治験でワクチンの有効性が確認され、頭痛や発熱などの主な副反応は16歳以上と同様で、たいていは数日で回復したという。

 欧州委員会のキリアキデス委員(保健衛生担当)はEMAの判断を歓迎し、「コロナ禍を終わらせるため、一歩ずつ歩んでいく」とした。また、子どもへの接種は、「EU各国の判断である以上に、何よりも親の判断だ」と指摘した。(ブリュッセル=青田秀樹)

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