「中国離れ」食い止めたい 中国が中東欧との外交活発化

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北京=高田正幸、ベルリン=野島淳
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 欧州連合(EU)との関係が急速に冷え込む中、中国が中東欧やバルカン諸国との外交活動を活発化させている。巨大経済圏構想「一帯一路」を通じて関係を築いてきたが、一部の国で「中国離れ」が目立ち、つなぎ留めに懸命だ。

 中国外務省によると王毅(ワンイー)国務委員兼外相は29日、貴州省でポーランドのラウ外相と会談。科学技術やエネルギー分野などの協力強化を訴え、「中欧は協力パートナーで、競争相手ではない」と呼びかけた。31日までに、中国でセルビアアイルランド、ハンガリーの各外相とも会談予定だ。

 国営新華社通信によると、中国外交トップの楊潔篪(ヤンチエチー)・共産党政治局員は26、27日にスロベニアとクロアチアを訪問。クロアチア大統領との会談では「前向きな影響力を発揮し、中欧関係の発展に新たな貢献を」と語り、EUとの「橋渡し」を期待した。

 習近平(シーチンピン)国家…

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