京大、返済不要の新奨学金 ニトリや安藤忠雄さんら寄付

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永井啓子
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 研究者志望の学生らを支援する返済不要の新たな奨学金制度について、京都大学は、10年間で1200人に支給する計画だと発表した。建築家の安藤忠雄さんや、家具大手のニトリホールディングス(HD)ら民間賛同者の寄付が原資で、来年度から支給を開始。1年目は学部生約100人、院生84人を募集する。

 京大の湊長博(ながひろ)総長、安藤さん、ニトリHDの似鳥昭雄会長が27日会見し、明らかにした。

 奨学金は、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、経済的に厳しい生活を強いられるなかで、大学院の修士・博士課程への進学を希望する学生らが対象。研究分野は文系理系を問わない。学部3、4年生には月5万円、大学院生には同10万円を支給する。支給期間は2~3年。他の奨学金や学費減免との重複も認める方針だ。

 25億円規模の基金原資のうち、安藤さんが10億円、ニトリHDが10億円を寄付した。対象学生ごとに「ニトリChair」「安藤忠雄+オフィシャルサポーターChair」といった名前を冠した募集枠にするという。

 京大の過去の調査では、経済…

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