コロナ下、介護施設に祈りの場 外国人職員の信仰支える

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加藤真太郎
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 高齢者介護の現場では、多くの外国人スタッフがコロナ禍を生きるお年寄りに寄り添っている。埼玉県川口市特別養護老人ホームでは、信仰と仕事を両立して仕事に励む姿をみることができる。簡易モスクの場を用意するなど、施設側がスタッフの信仰を大切にする取り組みを進めている。

 4月30日、日没後の午後6時半すぎ、「川口さくらの杜(もり)」の2階会議室にインドネシア人スタッフの男女9人が集まった。イスラム教徒が日中の飲食を断つ1年で最も神聖な月「ラマダン」(断食月、今年は4月13日ごろ~5月12日ごろ)の真っただ中。ナツメヤシの実をドライフルーツにした「デーツ」を食べると、スマートフォンで聖地・メッカの方向を確かめて約10分間、礼拝を続けた。

 簡易モスクを作るきっかけとなったのは昨夏。ラマダン明けを祝う祭りのために、約20人のインドネシア人スタッフが近隣のモスクに行こうとした。ただ、当時は各地の高齢者施設でクラスターが発生していた。

 モスクでもマスクをつけ、3…

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