歯科医師らへワクチン接種研修会 鳥取県看護協会

新型コロナウイルス

長崎緑子
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 新型コロナウイルスワクチンの新たな打ち手となる歯科医師、看護師、保健師を対象にした研修会が30日、鳥取市江津の県看護研修センターなど県内3カ所であり、計約140人が接種のやり方などを学んだ。

 鳥取県看護協会(内田真澄会長)の主催。ワクチン接種の基礎知識を学び、接種の技を習得するのが目的で、最初に内田会長が「研修を受けた方々が今後チームとなり対応することで、ワクチン接種を進めたい」とあいさつ。鳥取大医学部感染制御学講座の景山誠二教授は、新型コロナウイルスワクチンの最新知見について講演した。

 講演後には、模型と実際の注射器を使った実技演習があった。参加者らは、注射針が神経を痛めないようにひじを伸ばして腕を自然におろし、手のひらを体に向けてもらう▽筋肉に注射するため、皮膚をつまみ上げて注射しない▽注射後、針を刺した部位はもまずに押すのみにする――などの注意点を確認した。

 鳥取市内でクリニックを開く歯科医師の谷本保介さんは「通常使う注射器と針先は同じ感じで、違和感はなかった。打ちやすい部位への接種なので、大きな問題なく協力できると思う」と語った。友人の看護師に誘われて参加した谷口智恵さんは、現場から15年ほど離れた潜在看護師。「昔習った手技とずいぶん違う。模型で練習を重ねて注射する部位を覚えたい」と話した。

 県内では、鳥取市米子市に県営接種会場が設けられ、歯科医師らが打ち手を務める予定。県歯科医師会の中村裕志・専務理事は「300人弱の県歯科医師会員のうち、3分の1以上がすでに協力する意向を示している。今後は高齢者の接種に限らず協力していく」とした。(長崎緑子)

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