新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、シンガポール政府は6月1日から、12歳以上の公立学校の児童生徒らにワクチンを優先的に接種する。接種は希望制で、対象は小学6年生から大学生までの40万人超。インターナショナルスクールなどは対象外という。5月31日に発表した。
シンガポールでは、30日時点で人口の約4割にあたる約230万人が少なくとも1回の接種を受けている。医療関係者などの後、1月に70歳以上への接種が始まり、現在は40歳以上が対象だ。
6月は公立学校の長期休暇にあたるため、1日からは12歳以上の学生への接種を優先し、その後に39歳以下に対象を広げる。
ワクチンは米ファイザー製と…