韓国野党、36歳が代表選で台風の目 落選3回に共感?

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ソウル=鈴木拓也
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 韓国で保守系最大野党の代表候補に、選挙に一度も勝ったことのない36歳の若者が急浮上している。世代交代を求める若者らを中心に支持を集めている。ニューリーダーが誕生すれば、9カ月後の大統領選に向けた与野党の動きにも大きく影響しそうだ。

 5月28日、保守系最大野党「国民の力」に激震が走った。代表選に向けた一般市民と党員を対象にした世論調査形式の予備選で、ソウル出身の李俊錫(イジュンソク)氏(36)が、元党幹部やベテラン国会議員ら他の候補7人を圧倒し、11日の本選に向け1位通過したのだ。李氏は41%の支持を獲得し、判事出身で国会議員を4期務めた2位の羅卿瑗(ナギョンウォン)候補(57)を13ポイント引き離した。

 台風の目となった李氏は5月31日夜の候補者討論会で、同党の候補者が与党候補に勝利した4月のソウル市長選に触れ、「大きな結果は偶然ではないと、保守政党の体質改善につながる変化を選択してほしい」と支持を訴えた。

 李氏は、韓国随一の公立「英才学校」として知られるソウル科学高校を経て、米ハーバード大に進学。卒業後はアプリ開発のベンチャー企業を立ち上げた。20代半ばだった2011年に、後に大統領となる朴槿恵(パククネ)氏の目にとまり、保守系与党に入党。若くして党勢拡大のための党改革の責任者などを担った。

 16年に朴氏が汚職スキャン…

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