田植え体験、その後は泥んこレース

河合博司
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 山梨県北杜市高根町村山西割の高根西小学校(全校児童168人)の5年生27人が5月28日、学校近くの田んぼで田植えを体験した。地元の有志が「ふるさとを愛し、いつまでも忘れないで欲しい」と21年間、用意している恒例行事だ。

 指導したのは兼業農家、山本林仁(よしひと)さん(57)ら4人。田植え以外にも生き物観察や稲刈り、試食会を催し、児童と交流している。

 地下足袋をはいた5年生は、恐る恐る田んぼに足を踏み入れた。多くの児童が田んぼに入るのは初めて。「足がかゆい。何か刺された感覚」「(泥が)温かくて寝転がりたい気分」などと歓声を上げながら、1時間の田植えを楽しんだ。

 終了後はお決まりの「泥んこレース」に挑戦。イネを植えていない田んぼに約30メートルの周回コースを作り、3チームに分かれてのリレー競技で田んぼを全力疾走した。佐藤釆子(とこ)さんは「土が軟らかくて気持ちよかった」。加藤陽翔(はると)君は「シマゲンゴロウやコオイムシなど昆虫が見られて楽しかった」と笑顔だった。(河合博司)