和歌山IR、カナダ投資会社を事業者選定 誘致継続へ

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西岡矩毅
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 和歌山県のカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致計画をめぐり、県がカナダ投資会社クレアベストグループを実施事業者に選定する方針を固めたことが分かった。もう1社の有力候補が撤退を表明し、県は誘致断念の可能性も示唆していた。だが多額の費用をかけて準備してきた状況を踏まえ、引き続き計画の実現をめざすことにした。

 複数の関係者が明らかにした。仁坂吉伸知事が2日に公表する見通しだ。

 同県のIR実施事業者の公募には2社が手を挙げていた。優勢だったサンシティグループ(マカオ)は資金洗浄に関わった疑惑が浮上。5月12日に撤退を届け出た。残る候補はクレアベストだけになっていた。

 同社は北米などのカジノへの投資経験を持つが、「運営実績に乏しい」(業界関係者)との見方もある。複数の選択肢がなくなった後の同18日の記者会見で仁坂知事は、事業者を選ばず、誘致を断念する可能性があると言及していた。

 県が誘致に向けた方針を維持…

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