「手の内以前に…」 ソフト日本代表、豪州との試合希望

井上翔太
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 ソフトボール女子の豪州代表が1日、東京オリンピック(五輪)本番に向けた海外選手団として、初めて入国した。ソフトボールは7月21日に全競技を通じて最も早く始まり、この日に日本―豪州戦が組まれている。日本代表は、五輪本番開幕前の練習試合を希望している。

 「手の内を見せる、見せないという以前に(コロナ禍で)ここまで試合ができていない状況が続いているので、特に海外のチームとは試合がしたい」

 日本ソフトボール協会の矢端信介・選手強化本部長は朝日新聞の取材にそう話し、豪州選手団の窓口を担っているホストタウン・群馬県太田市に練習試合を申し入れていることを明らかにした。

5月合宿では米国を想定し……

 海外勢特有の強い速球や鋭い変化球を打ち返したり、速い打球に対して守備陣が慣れたりすることが、日本代表の課題だ。5月に群馬県高崎市で行った合宿では、ライバルの米国を想定し、男子選手が投げる速球を打ち込んだという。

 6月7日からは、再び高崎市での合宿を予定している。ここでは大会の約1カ月前となる6月21~25日に、女子日本リーグのチームに所属する若手選抜と10試合を組んだ。海外勢との試合が見通せない中で、急きょ決まった。

 矢端氏によると、豪州側からも来日前、日本と試合をしたいという意向が伝えられたという。豪州太田市内での事前合宿中に、日本の実業団チームや大学と約30の練習試合を予定。本番までに実戦感覚を養いたいという思惑は、一致している。(井上翔太)