西山女王が4連覇、将棋・マイナビ女子 女流三冠を堅持

村上耕司
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 将棋の第14期マイナビ女子オープン五番勝負(マイナビ主催)の第5局は1日、東京都渋谷区将棋会館で指され、西山朋佳女王(25)が挑戦者の伊藤沙恵女流三段(27)に103手で勝った。西山はシリーズ3勝2敗で防衛を決め、4連覇を達成。女流王座、女流王将と合わせて女流三冠を堅持し、女流タイトル獲得は通算8期となった。

 終局後、西山は「毎回ぎりぎりの戦いで、気づいたらあっという間だった。何とか結果を重ねられて、4連覇という形になってうれしく思う」と話した。

 西山は女性初の「棋士」をめざして棋士養成機関の奨励会に在籍し、一部の女流棋戦にも出場していた。2019年10月~20年3月に行われた奨励会三段リーグでは14勝4敗の好成績を挙げたが惜しくも次点で、四段に昇段して「棋士」になることはできなかった。同会の年齢制限は26歳だが、西山は今年3月に期間を残して退会し、4月1日付で女流棋士に転向した。今回初めて女流棋士としてタイトル戦に臨んだ。村上耕司