相次ぐ米軍機の低空飛行 沖縄県が情報提供の呼びかけ

国吉美香
[PR]

 沖縄県内で米軍の低空飛行訓練が相次いで目撃され、地元で抗議の声があがっている問題で、県は1日、インターネット上で情報提供の募集を始めた。8月31日まで情報を募る。米軍や日米両政府に働きかけるための資料として活用する狙いがある。

 県によると、低空飛行は昨年末から、国立公園に指定されている慶良間諸島(渡嘉敷村、座間味村)や沖縄本島最北端の景勝地「辺戸(へど)岬」(国頭村)付近などで少なくとも延べ20件が確認された。訓練区域外での飛行もあり、県議会は2月、「平穏な生活を乱す米軍航空機の低空飛行に対し、県民の不安と懸念は一層強まっている」と指摘し、米軍側に低空飛行の即時中止を求める異例の抗議決議を全会一致で可決している。

 県には、米軍がいつ低空飛行をしているのか十分な情報がなく、全容把握のために県民らに情報を募ることにしたという。情報提供は専用サイトや電話で受け付ける。詳細は県基地対策課のホームページや同課のツイッターへ。(国吉美香)