一斉休校、予約も「ゼロ」 非常事態の沖縄・石垣はいま

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福井万穂、宮野拓也
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 症状の有無にかかわらず自宅待機を――。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた沖縄県石垣市の独自の非常事態宣言の期間が1日、始まった。市内全域での一斉休校、相次ぐ予約のキャンセル。観光客に人気の島で何が起きているのか。

 石垣市では、5月31日に1日あたりとしては過去最多となる25人の新規感染を確認。直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は209・84人で、全国最悪の沖縄県全体(127・43人)を大きく上回る。東京都の人口を1400万人として置き換えると、1週間で約2万9千人という数字だ。

 医療体制も逼迫(ひっぱく)している。石垣市の県立八重山病院では、41のコロナ病床に37人が入院し、うち3人が重症。県の担当者は「かなり厳しい状況。一般診療にも影響が出始めている」と危機感を示す。

 石垣市は5月31日、市独自の「非常事態宣言」を出した。法律や条例に基づく措置ではない「呼びかけ」で、1日から15日まで市民に自宅待機を求めている。事業者には、出勤者数の削減と感染対策の徹底を求めた。

 これを受け、県と市の教育委員会は、相次いで臨時休校を決めた。期間は2日から13日までの12日間。市立小中学校の約5千人、市内の県立学校の約1400人に、外出自粛を求める。

昨春以来の市内全域で一斉休校

 突然の休校決定に、現場は対…

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