「遅い」と市職員怒鳴りつけ…逮捕の社長は市長の金庫番

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 千葉県警が、法務局にうその書類を提出したなどとして、自動車レンタル業社長の押切裕雄容疑者(51)を電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕していたことが捜査関係者への取材でわかった。関係者によると、市川市村越祐民市長の「私設秘書」を名乗って市役所に出入りしていたといい、衝撃が広がっている。県警は他にも、関与が疑われる人物を任意で事情聴取している。

 市関係者によると、3年前の市長就任時、村越氏は関係者に押切氏を「私設秘書」と紹介。村越氏の運転手や金庫番を務め、旧庁舎時代には市役所にもたびたび出入りしていたという。

 そのうち市役所の業務に口を出すようになり、時には「遅い!」「なんでやってないんだ」などと職員を怒鳴りつけることもあったという。そうした言動が容認されていたこともあり、ある元市幹部は「逆らうと何をされるかわからないので、抵抗することもできなかった」と振り返る。

 市関係者や村越氏の元事務所スタッフによると、政治イベントのパーティー券を売るなどしていたという。村越氏が県庁などを訪れる際は運転手として市役所から同行することもあったという。

 かつては、衆院議員を務めた故・永田寿康氏や、元官房長官立憲民主党平野博文衆院議員の秘書も務めていた。

 法人登記によると、自動車レンタル業や古物商などを営む「ワルデンクリフ」(本店・市川市香取2丁目)の代表取締役。同社は2019年10月23日設立で、資本金は100万円。

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