沖縄・慰霊の日の追悼式、参列30人限定で開催へ

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 沖縄戦の犠牲者らを悼む6月23日の「慰霊の日」の沖縄全戦没者追悼式について、主催する沖縄県は2日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、参列者を30人程度に限定して開催すると発表した。例年招いていた首相や衆参両院議長ら県外からの招待は昨年に続き、見送る。

 感染が広がる沖縄県には、6月20日までの緊急事態宣言が出ている。

 県によると、参列者は一昨年は5100人、規模を縮小した昨年は161人。今年はさらに、市町村長を代表者のみにするなどして人数を減らす。首相は2004年以降、毎年式に参列してきたが、昨年同様、ビデオメッセージを依頼する。平和祈念公園(糸満市)内の会場や、プログラムは例年通り。

 玉城デニー知事は、遺族らへのおわびと、健康や安全を最優先する判断への理解を求めるコメントを出し、慰霊の日当日について県民に向けて「自宅や職場などで、御家族や御友人と共に沖縄戦で犠牲となられたすべての戦没者を追悼し、平和を誓う日としていただくようお願いいたします」と呼びかけた。