KDDIが飲食宅配サービス「menu」に出資

杉山歩
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 携帯電話大手KDDIは2日、飲食宅配サービス「menu」との資本業務提携を発表した。50億円で20%出資する。コロナ禍で需要が高まる飲食宅配業と連携し、決済サービスの利用増などをめざす。

 menuは昨年4月に宅配サービスを始めたベンチャー企業で、加盟店は6万店超(申し込み分を含む)だ。

 料金の値下げなどで主力の通信事業が頭打ちとなるなか、KDDIは金融などの非通信分野に力を注ぐ。menuとの連携で、スマホ決済「au PAY」の利用増や、新サービスの開発に期待する。

 KDDIは2日から、menuやauのサービスへの新規登録で最大4千円分のクーポンがもらえるキャンペーンも始めた。この日会見した多田一国サービス統括本部・副統括本部長は「最初の接点になるところに回り、価値を提供する」と話した。

 ほかの通信関連会社も、飲食宅配サービスとの結びつきを強めている。ソフトバンクグループはウーバーイーツの親会社に出資している。同グループ傘下のLINEは、出前館を実質的に子会社化した。(杉山歩)