漁場目指して漁船ダッシュ 北方領土水域でコンブ漁 

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大野正美
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 北方領土貝殻島周辺水域でのコンブ漁が2日、始まった。大日本水産会が旧ソ連と1963年に結んだ民間協定に基づき、ロシア側に採取料を払って操業する漁だ。55回目の今年は1日が解禁日だったが、強風で出漁が遅れていた。

 午前6時の出漁時間を前に、根室市納沙布岬周辺の水域には漁専用の小型動力船が集結。漁の開始を知らせるサイレンが鳴り響くと、快晴の空の下、1937年に日本が建てた灯台が立つ3.7キロ先の貝殻島に向けて走り出した。

 約3時間半の漁の後、同市の温根元漁港で初水揚げした歯舞漁協昆布漁業部会長の柿本康弘さん(67)は、「貝殻島と少し東のオドケ島周辺で操業したが、雑草が多くてコンブの繁茂はいま一つ。今後に期待したい」。

 オホーツク海側の水域では…

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