LGBT差別発言抗議、地方からも 除名と法案成立要請

榧場勇太
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 一部の自民党国会議員がLGBTなどの性的少数者に対する差別的な発言をしたとして、道内のLGBT当事者や支援者らの団体「北海道LGBTネットワーク」が2日、札幌市自民党道連の事務所前で抗議活動を行った。

 同団体は差別的な発言をした3人の国会議員の除名と、性的少数者をめぐる「理解増進」法案の早期成立を求める要請書を自民党道連に提出。その後、新型コロナウイルス感染防止のため、無言でプラカードを持って抗議活動をした。

 要請書では党内の会合などで「『種の保存』にあらがっている」などと発言したとされる簗和生衆院議員、「差別があったら訴訟となれば社会が壊れる」などと発言したとされる西田昌司参院議員、「性自認」をめぐり「体は男だけど自分は女だから女子トイレに入れろとか、ばかげたことが起きている」と発言したとされる山谷えり子参院議員の3人の除名と議員辞職を求めており、「LGBTへの差別を是認したものだ」、「トランスジェンダーへの誤解や偏見を助長するもの」と抗議している。

 同団体の桑木昭嗣代表は「党に属する議員がLGBTを傷つけるような発言をしておきながら、LGBTの理解を促進する法案の提出を先送りにするのは許されない」と話した。(榧場勇太)