石碑に名前刻めます 「最北の秘境駅」支援金の見返りに

有料会員記事

奈良山雅俊
[PR]

 「最北の秘境駅」で知られる北海道稚内市のJR宗谷線・抜海駅の存続のため、地元住民が今月から、クラウドファンディング(CF)を始めた。「夢を刻もう」と、返礼品には3年後の開業100年に建てる記念碑への名前の刻印もある。駅存続のためのCF活用は沿線初の試みだ。

 抜海駅はJR北海道が2年前、沿線自治体に廃止の意向を伝えた29駅の一つ。存続させる場合は地元による維持管理費の負担が条件で、稚内市は廃止する方針だった。だが、昨秋の期限までに地元の合意を得られず、今年度については「協議期間」として、市が維持費の101万円を支払うことにした。

 抜海駅は1924(大正13)年6月に開業。大正時代の風情を残す木造駅舎はほぼ当時のままで、「最北の秘境駅」「最北の木造駅舎」として親しまれている。数分歩くと日本海に浮かぶ利尻富士を一望できる。

 小泉今日子さんの初主演の連…

この記事は有料会員記事です。残り1171文字有料会員になると続きをお読みいただけます。