【写真まとめ】普賢岳、レンズが捉えた「平成の大噴火」

普賢岳

吉田耕一郎
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 雲仙・普賢岳の大火砕流から6月3日で30年。当時、朝日新聞が撮影した写真から「平成の大噴火」の姿を振り返る。

 1990年11月、198年ぶりに噴火した雲仙・普賢岳。91年5月20日に溶岩ドームが確認され、24日から火砕流が頻発するようになった。26日に発生した火砕流は水無川に沿って2.5キロ下り、治山ダムの除石作業に従事していた作業員がやけどを負った。初めての人的被害だった。

 6月3日の大火砕流では、報道関係者やタクシー運転手が巻き込まれ、近くの詰め所でも消防団員が犠牲になるなど、死者40人、行方不明者3人の惨事に。

 その後も、火砕流の被害は続き、6月8日には、有明海まで約2キロの地点まで迫り、水無川沿いの多くの民家が焼け落ちた。9月15日には大野木場小学校も全焼。93年にも大規模な火砕流が発生し、1人が犠牲になった。(吉田耕一郎)