核燃サイクルの村から鮮魚 ブランド化へ若手漁師の挑戦

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安田琢典
【動画】六ケ所村の魚をネット直販する「尾駮鮮魚団」=安田琢典撮影
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 青森県下北半島の中ほどに位置する六ケ所村では、目の前に広がる広大な太平洋から季節を問わず様々な魚が水揚げされる。だが、「核燃サイクルの村」としては知られていても、魚での知名度はいまひとつ。地域の貴重な資源をブランド化して世界に発信しようと、若手漁師らがネットを使った新たな取り組みに挑戦している。

 千葉県流山市でホームページ製作業を営む中田創さん(35)は2016~18年、経営コンサルタントとして村の特産品開発にかかわった。ゴボウやナガイモなど農産物の特産品化へのアドバイスを村から求められていた。

 「村に来て初めて、質の高い魚がとれることを知った」と話す中田さんは、仲買人と卸商、小売店を通して消費者に届く流通に疑問を持った。「漁師による直販スタイルであれば、利益がダイレクトに漁師に入ってくる。六ケ所村ブランドとして全国的な知名度を高めよう」。そう考え、ネット通販を思いついた。

 中田さんの相棒になったのは…

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