イスラエル新政権へ 首相に「ネタニヤフ氏以上の右派」

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エルサレム=清宮涼
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 イスラエルで2日夜(日本時間3日朝)、中道野党「イエシュ・アティド」のラピド党首が連立交渉の成功を発表した。国会で承認されれば、2009年から政権を維持してきたネタニヤフ首相の退陣が確定する。新政権では、連立を組む極右政党「ヤミナ」党首のベネット元国防相が首相に就任する見通しだ。

 国会で連立政権案が承認されれば、来週にも新政権が発足する。まずベネット氏が首相に就任し、2年後にラピド氏に交代するとしている。

 ネタニヤフ氏は収賄罪などで起訴され、昨年5月から公判が続いている。イスラエル政界はネタニヤフ氏を支持するか否かで二分され、2年間で4度の総選挙が行われる異例の混乱が続いていた。ネタニヤフ氏は1996~99年に首相を務め、09年に政権に返り咲いた。在任期間は通算15年を超え、建国の父である初代首相ベングリオンを超えて歴代最長だった。

 新たに首相に就任する見通しのベネット氏はネタニヤフ氏以上の右派とされ、国際法違反と指摘されるパレスチナ自治区への入植活動を進めるなど強硬姿勢で知られてきた。ただ、連立政権には右派、中道だけでなく、左派政党やアラブ(パレスチナ)系住民を支持基盤とするアラブ系政党も参加する。連立政権内の政策の隔たりは大きく、連立を維持させながらの難しいかじ取りを迫られそうだ。

 イスラエルでは3月23日の…

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