柏児相に銃弾送付、武藤被告に有罪判決 千葉地裁

藤谷和広、伊藤繭莉
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 千葉県柏児童相談所(柏市)に昨夏、銃弾が送りつけられた事件で、いずれも脅迫罪に問われた渋谷早一被告(45)の初公判が1日、武藤栄治被告(52)の判決が2日、千葉地裁松戸支部でそれぞれあった。

 渋谷被告は1日の初公判で起訴内容を認めた。起訴状などによると、渋谷被告は氏名不詳者から依頼を受け、昨年9月7日、武藤被告と共謀し、自ら入手した銃弾1発を児相に送付して脅迫したとされる。銃弾はアルミホイルに包み、「玩具」「寄付」などと書いてレターパックで送ったという。

 また、武藤被告は2日、懲役1年2カ月執行猶予3年の判決を受けた。被告人質問では、暴力団関係者である渋谷被告の指示で犯行に及んだことを認め、「断ると、後で何をされるかわからなかった」と述べた。

 この事件に先立つ昨年8月12日、長男が一時保護されたことに逆上した進藤友久被告(48)=脅迫罪で公判中=から、児相の職員を脅す電話があったとされる。その後、敷地内で割れた火炎瓶が見つかるなど、児相への悪質な嫌がらせが相次いでおり、県警は進藤被告と一連の事件との関連性を調べている。(藤谷和広、伊藤繭莉)