深夜に「キーン」、目を覚ました島民 米軍ヘリ不時着

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 沖縄県うるま市の津堅島で2日深夜、米軍ヘリが不時着した。けが人はいなかったが、現場は民家から約120メートル。耳慣れない大きな音で目を覚ました住民もおり、不安が広がった。日本政府は3日午前、米軍に対し、速やかな情報提供などを申し入れた。

 現場近くに住む70代女性は2日午後11時ごろ、大きな音で目が覚めた。「いつもの飛行音とは違ううるささ。すごく怖かった」。商店を営む男性は「キーンというような、ものすごい音だった」と振り返る。

 津堅島は、沖縄本島中部のうるま市内にある離島。島の西側には米軍の津堅島訓練場があり、米軍は、米軍機からパラシュートで降下する訓練などを頻繁にしている。

 近くで農業をしている男性(75)によると、付近は普段から、米軍ヘリが朝から深夜まで大きな音をたてていたという。「こうした事故が起きるかもと心配していた。許せない。大惨事が起こる前に、米軍は沖縄から出て行ってほしい」と怒りをあらわした。

 現場から約600メートルほどの場所に住む女性も「大きな音には慣れている。昨夜も『まただ』と思ったが、朝になって不時着とわかって驚いた」。

 島はニンジンの産地として知られ、人口は約400人。南西部に住宅街が広がる。最近ヘリコプターの往来が増えていると感じていたという60代の男性は「住民に向けた説明はない。こういうことがあると、民家の方にも落ちてくるのではないかと思ってしまう」と不安をにじませる。

 沖縄県の謝花喜一郎副知事は…

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