「ビクビクすんな」 閉塞する世に「多喜二Tシャツ」

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鈴木剛志
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 北海道小樽市ゆかりのプロレタリア作家、小林多喜二(1903~33)をあしらったTシャツが、市内で限定販売されている。なかなか言いたいことが言いづらく、コロナ禍で閉塞(へいそく)感が強まる中、Tシャツにプリントされた多喜二のメッセージが発破をかける。「ビクビクすんな」

 販売しているのは「ジーンズショップ ロッキ」(同市稲穂4丁目)。4年前に店の10周年を記念して販売したTシャツと同じデザインだ。音楽と文学が好きな代表の平山三起子さん(47)と夫の秀朋さん(52)がロック歌手のTシャツを模し、市立小樽文学館を支援するボランティア団体「小樽文学舎」と協力して販売した。

 4年前には多喜二のほか、ともに詩人で小樽生まれの小熊秀雄、小樽に暮らしたことがある石川啄木のTシャツも販売した。「その中でも多喜二のデザインが一番人気でした」と三起子さんは振り返る。

 今回はなぜ、節目でもない1…

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