環境関連投融資、30年までに10兆円規模 りそなHD

細見るい
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 気候変動対策などに取り組む中堅中小企業向けに、りそなホールディングス(HD)は2030年までに計10兆円規模の投融資をめざす。20年度末の約5千億円から増やす。南昌宏社長が朝日新聞のインタビューに答えた。南氏は「日本が成長を維持するには中堅中小が時代の変化に適応していくことが不可欠だ」と発言。取引先の中堅中小50万社に気候変動などへの対応を促すという。条件に合う融資かどうかは、りそなが独自の定義を設けて判断する。

 個人顧客にも、資産運用を担う子会社などを通して環境分野への投資を勧める方針。南氏は「経済合理性だけがあればといいという世界ではなくなった」と語った。

 脱炭素の動きが世界で広がり、日本政府は50年までに温室効果ガス排出実質ゼロの目標を掲げる。メガバンクグループでも関連融資額の目標を高める動きが相次ぐ。(細見るい)