東京湾からワインとれました 海底で熟成、不思議な深み

有料会員記事東京インサイド

斉藤太郎
[PR]

 東京湾からワインがとれました――。海の底で半年間、熟成された赤ワインが「収穫」された。ワインにうとい私だが、試しに飲ませてもらうと、確かに味に深みが増しているような気が。ただ、その理由は秘密につつまれているという。

 「海中熟成」ワインに取り組んでいるのは、東京都江東区の「深川ワイナリー東京」。東京海洋大学に協力を持ちかけ、2018年から事業を始めた。

 3日にワインが引き上げられると聞き、立ち合った。場所は、海洋大の越中島キャンパスの係船池。私は近くに住んでいるが、まさか大学の船の脇でお酒が眠っているとは思いもしなかった。

 ワイナリーの社員たちが、10本ずつに小分けされた袋を引き上げていく。今回収穫されたのは、昨年12月下旬、海に沈められた100本だ。

 「沖縄で泡盛を海に沈めたりしているが、東京湾ではここだけだと思う」。海洋大の清水悦郎教授は、こう説明する。ワインは水深3~4メートル、水温は15~20度ほどの海底で半年間にわたり寝かせたという。

 ワイナリーの醸造長の上野浩…

この記事は有料会員記事です。残り599文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
東京インサイド

東京インサイド

東京の気になるニュースや街の話題が満載。あなたの「!」「?」に答えます。[記事一覧へ]