200万円のトラクター時間2千円で 新規就農者を支援

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庄司直樹
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 先立つものがなくても、農業を気軽に始められます――。茨城県つくばみらい市は、新規就農者らにトラクターなどを格安で時間貸しする「農機シェアリング」を始めた。都心近くに立地しながら広い農地を持つ市の特性と併せてアピールし、移住者を呼び込む狙いだ。

 市内に工場を持つ農機メーカー大手「クボタ」(本社・大阪)と手を携える。同社は農機シェア事業の展開を計画しており、自治体と提携するのはつくばみらい市が全国初という。

 市内板橋にある市有地に保管場所を設け、小型トラクターなど農機2台を用意する。24時間利用可能で、希望者はスマートフォンなどで予約のうえ借り受ける。利用料は1時間2200円(燃料費・税込み)。小型トラクターを購入すると200万円以上するといい、活用すれば就農時の初期費用を抑えられる。

 農家の後継者が不足する一方、新規就農者も伸び悩んでいる市は、就農相談の場を設けたり耕作地をあっせんしたりしているが、ほかの自治体の取り組みと変わらない。今年2月に連携協定を結んだクボタ側から農機シェアの提案があり、「差異化がはかれ、農業を始めたい人の背中を押せる」(市産業経済課)と事業に乗り出すことにした。

 5月11日には現地でサービ…

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