教員から児童生徒へセクハラ15件 大阪府立の学校調査

加藤あず佐
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 大阪府教育委員会が昨年度、教員からのセクハラ被害について府立学校の児童生徒に尋ねたアンケートで、15件の被害が確認されたことが分かった。3日の府議会の一般質問で橋本正司・府教育長が明らかにし、「懲戒処分を含む必要な対応を行った」と述べた。

 府教委によると、アンケートは昨年7月、府立の中学、高校、支援学校の児童生徒約12万人と、教員に対して配布。学校を介さず、府教委に直接郵送する形で回収したところ、今年3月末までに79件の被害の訴えがあった。学校名などが特定できるものを調査し、15件をセクハラと認定した。

 認定された被害では、教員が長期欠席していた女子生徒に「妊娠したかと思ったわ」と言ったり、スカートがめくれている女子生徒をからかったりしたなどのケースがあった。学校長が教員を注意したほか、1件についてはセクハラとは別の問題も発覚したため、教員を懲戒処分した。

 府教委は今年度も7月末までにアンケートを配布する予定だ。(加藤あず佐)