台湾で「8964」の光 天安門経験者、香港情勢を懸念

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台北=石田耕一郎 ワシントン=園田耕司
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 中国・北京で1989年6月にあった「天安門事件」から4日で32年を迎えるのを前に、台北中心部の自由広場で3日夜、NGO「華人民主書院」がLED照明を使ったイベントを行い、犠牲者を悼んだ。台湾では新型コロナウイルス感染防止のために10人以上の屋外集会が開けず、同書院は4日、オンラインで追悼集会を行う。

 事件は民主化を求めた学生らに中国軍が発砲するなど弾圧。正確な死者数は今も明らかになっていない。

 同書院の活動に協力する呉仁華さん(64)は事件当時、北京の中国政法大学の教員だった。教え子と広場におり、学生たちが殺害されるのを目撃した。翌年に香港に逃れ、知り合った記者から事件に関する書籍を見せられたことで、惨劇を検証して後世に伝えることを決意した。

 米国に渡り、関連資料の収集…

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