さんまからしのぶに「愛の讃歌」を(小原篤のアニマゲ丼)

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アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」で、タイトルロールの肉子を演じた大竹しのぶさん=5月26日、東京・六本木
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 「鼻歌を歌うシーンの時、さんまさんが私のところに来て『愛の讃歌(さんか)』と『クレイマー、クレイマー』のテーマを歌ってほしい、どっちか良い方を使うから、って。注文が細かいんですよね」

 と語るのは大竹しのぶさん。11日公開の長編アニメ「漁港の肉子ちゃん」で、ホレっぽくて男運が悪いけど底抜けに明るくて食いしん坊の肉子をパワフルに演じており、インタビューしてきました。本作は元夫の明石家さんまさんが企画・プロデュースし、製作は吉本興業、原作は西加奈子さんの小説。STUDIO4℃制作×渡辺歩監督というのは2019年の「海獣の子供」と同じですが、いやはや「肉子」も「海獣」に負けないボリューム、そしてドラマの感動度から言ったら渡辺監督の(現時点の)最高傑作でしょう。公開前なのでネタバレなしでご紹介します。

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「漁港の肉子ちゃん」から、主人公のキクコ(右)と肉子。大竹しのぶさん「共演したマツコ・デラックスさんに『私がやった方がよかったんじゃない?』と言われました」 (C)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会

 「吉本の方に『この役はどうしても大竹さんで、とさんまさんが言っています』と言われたんです。本人に確認したら『そんなこと言ってない』。わたし、だまされたのかな? 原作を読んだらとてもいい話なのでお仕事としてぜひやってみたい、とお引き受けしました」

 「さんま×しのぶ」のタッグ…

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