丸川氏、尾身氏発言に「全く別の地平から見てきた言葉」

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小野太郎
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 東京五輪をめぐり、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が「五輪をこういう状況のなかで何のためにやるのか」などと発言したことについて、丸川珠代五輪相は4日の閣議後会見で「全く別の地平から見てきた言葉」との見方を示した。

 尾身氏は2日の衆院厚生労働委員会で、「普通は(五輪開催は)ない。このパンデミック(世界的大流行)で」と指摘。「そもそも五輪をこういう状況のなかで何のためにやるのか。それがないと、一般の人は協力しようと思わない」と述べた。

 この尾身氏の発言について問われた丸川氏は、「我々はスポーツの持つ力を信じて今までやってきた。全く別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいというのは私の実感」と、五輪開催の意義を強調した。「できる対策は何かということに懸命に取り組んでいる。ひとつひとつの積み重ねが、本格的に社会を動かしていく時の知見になる」とも話した。

 一方、ソフトボール女子豪州選手団を受け入れた太田市の清水聖義市長が、選手団が週1回程度の買い物をできるよう内閣官房に提案したことに対し、丸川氏は「入国後14日間に関しては、活動計画書に記載して国が確認をした用務先以外は行かないというルール。基本的には買い物に出ることは想定していない」と述べた。入国15日目以降の対応は、必要に応じて協議する考えも示した。(小野太郎)

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