増える関西圏への中学受験 「塾立」名進研小の戦略

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聞き手・鈴木裕
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 進学塾が手がける「塾立」の小学校として注目された私立名進研小学校(名古屋市)。2012年の開校から10年目を迎え、関西圏や首都圏など東海地方以外の私立中進学も見据えた教育にシフトしてきているという。「系列の中学や高校が無い強みを生かす」という名進研小の戦略を、森田圭介校長(60)に聞いた。

 ――卒業生の進学実績を見ると、関西圏、首都圏など全国の私立中学に広がっていますね。

 初めの3年間ぐらいの卒業生は、圧倒的に愛知県内の私立中への進学が多かった。そんな中で、(遠隔地の)寮がある学校を選ぶ家庭があることは印象深く感じました。そこで、「寮制の学校も良いけれど、名古屋から関西圏の学校に通学できるんですよ」という事例を保護者に紹介したら、4年目ぐらいから関西圏への進学が一気に増えました。

 直近3年間の卒業生を見ますと、5人に1人、2割ぐらいは東海3県以外の学校に進学しています。現状では関西が中心ですが、東京までリニア新幹線が通じて40分で行ける時代が来れば、首都圏への通学を検討する家庭も増えるでしょう。

 保護者にいつも言っているの…

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