東北楽天ゴールデンイーグルスの涌井秀章投手(34)が4日、史上49人目となる通算150勝を達成した。高卒で西武に入団した2005年から7年間をともにした帆足和幸さん(41)が、後輩の偉業を祝福した。
涌井を思い出す時は決まって、グラウンドで黙々と走り続ける姿が目に浮かぶという。
帆足さんは「ワクは練習を妥協しない。1人になっても、ずっと走っていた。頑張るのが当たり前と思っている」。
その姿勢はプロ17年目を迎えても変わらない。とにかく走る量を驚かれることが多い右腕。一緒にいる時間が長かった帆足さんは、こう言われたことがある。
「400メートル走、800…