出生率全国2位1・69 出生率は5年連続最低

清水優志
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 1人の女性が生涯に産むと見込まれる子どもの数を示す合計特殊出生率(概数)で、2020年の島根県の数字は、全国で2番目に高い1・69(前年比0・01ポイント増)だった。一方、出生数は5年連続で過去最低を記録した。厚生労働省が4日、人口動態統計で発表した。

 県子ども・子育て支援課によると、出生率の全国値は1・34(同0・02ポイント減)で、島根県は前年の3位から順位を一つあげた。1位は沖縄県の1・86で、3位は宮崎県の1・68。最下位は東京都の1・13だった。コロナ禍による出産控えなどの影響は翌年以降に反映されるという。

 一方、島根県の出生数は4473人(同121人減)で、死亡数は9585人(同125人減)。

 県は35年に人口を維持できる水準とされる出生率2・07の達成を目指している。丸山達也知事は定例会見で「全国的に見れば上位を維持している。人口減少に打ち勝ち、安心して出産・子育てができる島根を目指す」と述べた。(清水優志)