おしゃれな「ひさし」飛沫対策に 専門店、携帯用も販売

新型コロナウイルス

井上正一郎
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 太陽の日差しや雨などを避けるひさしを流用した新型コロナ感染対策用パーティション「ヒサシールド」のデザインが、「おしゃれだ」と人気がでている。ホテルの受付やレジ前などに置かれることが多く、昨年4月からの1年で約3千台が売れたという。今年5月からは持ち運び可能な「軽量型」の販売も始めた。

 企画・販売したのは、大阪府河内長野市の後付けひさし専門店「ひさしっくす」を運営するジェイホークトレーディング。一番売れているのは、高さ約80センチ、幅約100センチ、重さ約5キロの商品で、税込み3万2千円。

 製品化は、スタッフが店内に展示していたひさしを接客の際、縦に置いてパーティションとして利用したことがきっかけ。好評だったため販売してみたところ、カーブの形状がオシャレでお店の雰囲気を壊さないなどとして、ケーキ店やホテルで採用されるようになった。同社の池垣友崇(ともたか)代表は「こんなにニーズがあるとは思わなかった」と話す。

 発売から1年たってもコロナ禍が続く中、同社は4月下旬にインターネットを通じて200人にアンケートを実施。約7割が「2人でランチに行くときに、2人の間に飛沫(ひまつ)防止用のパーティションが欲しい」と回答。店に対面用のパーティションがない場合、約1割が「自分で持参したい」と答えた。

 こうした声を受け、5月には持ち運び用の専用バッグとセットにした携帯用ヒサシールド「ミスタービスマルク」(税込み1万6500円)を発売。幅約50センチ、高さ約60センチで、約2キロに軽量化したといい、外出先で商談を行うビジネスパーソンらの需要を見込んでいるという。

 池垣代表は「飲食店は感染対策はしているけれど、お客もパーティションを持参するという動きが広がっていけば」と期待を寄せている。(井上正一郎)

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