写真展「よみがえる沖縄1935」 5日から福岡で

沖縄はいま

真野啓太
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 朝日新聞記者が撮影した1935年の沖縄の写真を展示する企画展「よみがえる沖縄1935」が5日から、福岡市東区九州産業大学美術館で始まる。

 東京大学大学院渡邉英徳教授の研究室の協力で、AI(人工知能)を使ってカラー化したものを含む、約100点の写真と関連資料を展示。活気あふれる漁師や子どもの表情、洋装も普及していた女性の服装など、戦争で焦土と化す前の沖縄の人たちの日常を垣間見ることができる。

 横浜と京都でも開かれた巡回展で、今回は同美術館が所蔵する沖縄の伝統的な着物と、染織技法についての記録を展示する。門井慶介学芸員は「現物と見比べて、モノクロ写真にうつる人たちの着物の色を想像してほしい」と話す。戦前の首里城の写真を展示し、火災に見舞われた首里城の復興支援を呼びかけるコーナーもある。

 7月25日まで。緊急事態宣言中は、観覧を九州産業大学の学生・教職員に限る。5日午後1時からはオンライン座談会を開催。朝日新聞と沖縄タイムスの記者らが写真の取材を振り返る。申し込みはメール(ksumuseum@ip.kyusan-u.ac.jpメールする)で。(真野啓太)

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